西川のAIRブランドのエアー4D枕を使って3年、買って良かったという一言に尽きます。人生の1/3をも占めると言われる睡眠に本当に枕は大事です。
我が家は夫の分も追加購入して2つあります。
この記事は、肩こり&頭痛持ち、かつ、2人の子供がいて睡眠時間と睡眠の質を確保できない筆者がやっとたどりついた西川「エアー4Dピロー」のレビューと口コミ、さらには、 3年間使ったものと新品との比較した耐久性なども、写真をたくさん使って詳しく解説しますので是非参考にしてください。
- 寝ている間や起きたときにも肩こりでつらい
- 子供の添い寝で横向きになることが多い
- 横向きで寝ることが多い
3D,4D,4DX全てのシリーズを試した詳細な比較記事についても本記事内で紹介しています。
ちなみに筆者は過去に5000円台未満の枕をいくつか使い、最終的に西川の「肩楽寝」を使っていましたが、それでもどうしてもしっくりせず(その違いも記事内で説明)。
この記事では以下を書いています。
- なぜエアー4Dピローを選んだか
- 実際使ってどうだったか
- 耐久性はどうだったか(3年使用後と新品の比較)
- 購入方法やクチコミ
エアー4Dの良さを発揮させるために大事なことやエアー4D枕に合うピローケースも記載しましたので、そちらもご参考にしてください。
目次で読みたいところに飛んでくださいね!
西川エアー4Dピローを詳しく紹介
西川どんな枕なのか詳しく見ていきましょう。
西川のAir(エアー)ブランドの枕
エアー4D枕は大谷翔平選手や田中将大選手などが広告をされていて有名なAirブランドの枕です。
良いマットレスを探したことがある方は、西川のこのAiRとエアウィーヴどちらにしよう?と迷わた方も多いのではないでしょうか。
筆者の実家には、このエアーブランドのマットレス、椅子クッションもありますがどれもよく考えられているなぁと感心してしまうほど快適です。
エアー枕には、3種類(エアー4Dピロー、3Dピロー、4DXピロー)があるのですが、それらの違いとどんな人にどの枕が向いているかを、以下の記事にかなり詳しくまとめましたのでご参照ください。
筆者自身が全て体感した印象と、3人の店員さんの3種類の枕に対する考えもまとめています。
ちなみに、上記の記事にも書きましたが、私は3店舗で店員さんに話を聞き、最も勧められたのが4Dピローです。
あくまでも3店舗の店員さんの話にはなりますが、エアー4Dが一番人気のようですし、個人的にも全て試した上で、最初に西川の枕として買うのはエアー4Dをおすすめしたいと思います。
エアー4DピローのLOWとHIGHの違い
エアー4Dには、LOWとHIGHの2タイプあります。筆者が購入したのはLOWの方になりますが、比較した表を載せます。
2つの違いですが、単純にHIGHの方が2cm高いです。
後述しますが、LOWタイプでも、比較的後頭部が平ら(絶壁タイプ)な私も、丸みがある夫もどちらもLOWタイプでちょうどいいですし、高さ調節シートを抜いても使えるので、
かなり高さがあるものがいいというご希望がある方や、かなり肩幅が広くがっちりした方でなければ、LOWタイプでいいのではないかなと個人的には思います。
エアー4Dピローの中の構造
LowもHighも内部構造は全く同じです。
引用元:西川公式オンラインショップ
すごいこだわった作りなのがわかりますよね?
中でも、以下が着目ポイントです。
- 枕内部の温度上昇を抑えるGEL内蔵
- 首側が少し低めで、頭の上の方が高めの構造
- 全体の高さ調節シート(1cm)
- 首・後頭部・両サイドの高さをそれぞれ調節可能な、4分割ウレタンシート(2cm)
この内臓GELのところは温度上昇をおさえるということもあると思いますが、それがすごく頭にほどよくフィットして自然体で寝ることができます。
首、後頭部、両サイドの高さ調節も2cmという範囲でできるのもポイントです!
次の項で、実際の写真を載せますね!
高さ調節の有無は枕においてはかなり大事だと思います。
だって、人によって頭の形違いますよね?肩幅も違いますよね?
ちなみに、エアー3Dは調節可能シートが4分割ではなく、後ろと前の2分割シートです。分割シートの枚数が違うだけでなく、そもそも作りが全く異なり、3Dはオールウレタンで内蔵ジェルもなく、パイプ枕よりワンランク上という感じで寝心地は全く違うので注意してください。
先ほどご紹介した記事に詳しく書いています↓
補足)肩楽寝との違い
ちなみに、この記事にたどりついた方で肩楽寝と迷われている方もいるかもしれません。
肩楽寝は肩のこりやすい人におすすめされている「医師が勧める健康枕 肩楽寝」という名前で販売されていますが、その名の通り、数千円で買えるものとしてはかなり良いものだと思います。
筆者もこのエアー4dを奮発して購入するまでは「肩楽寝」を使っていました。
しかし、自分でパイプを入れて調整できるものの、パイプを抜いたり入れたりしてもどうもしっくりせず、そもそもパイプの硬さがどうも快適に思えず、首のカーブや頭にフィットしない気がしてしまいました。
1万円以上の枕を買うのは結構勇気がいりますが、少なくとも数年間、いまいちだと思う枕で人生の1/3あると言われる睡眠の質を悪くするのは正直、もったいないし、逆に整体にいくなりして枕以上の金額あっという間にいってしまいます(筆者のリアルな体験談・・)。
エアー4Dピローの購入方法から到着まで
購入方法(Amazonや楽天で買えるの?)
エアー4Dは残念ながら楽天やAmazonでは売っておらず、公式ショップのみの販売となります。
なぜか楽天ではなぜか定価よりかなり高く出品されていることがあります。
また、Amazonでは、旧型のエアー3Dピローのみ販売されているようです。
我が家は、1つ目は3年前にデパートで買いましたが、2つ目は公式オンラインショップで購入しました。
私の場合、注文から到着まで以下のような流れでした。もしかしたらお住まいによって違うかもしれません。
今回は平日16時に注文、すぐに「ご注文有難うございます」のメール
いつ頃届きそうかは公式ショップに発送の目安が書いてあります!
到着したエアー4Dピロー
到着したのがこちら。
大きい段ボールの中に、旅行とかにも使えそうな黒いバッグに入って到着!
変なニオイとかもなく、そのままその日から使えました。
専用のスペアカバーも買っておけばよかった~~!という後悔も・・
勿論、バスタオルなどでも代用できるのでどうにかなるんですが・・
気になる方は、公式ページで枕カバーもあるので見てみてください。
西川のエアー4Dを選んだ理由
冒頭にも書きましたが、私は”肩楽寝”という枕でもどうもしっくりこず。
肩こり・頭痛は続くし、子供が生まれて添い寝をするようになって枕が合わないとはっきり痛感・・!
ケチな私にしては意を決してデパートに行き、とにかくたくさんの枕を試しました!
いろんなお店で自分用にオーダーメイドできるという商品の説明も受けたんですが、気になったのは・・枕の寿命は3年くらいといわれたこと。
自分用にぴったりに作ってもへたってきたらおしまい・・。そんなのに1万以上も払えない!と思ってしまったんですよね。。
で、いろいろ実際にベッドで横になって枕を試させて頂いていく中で、「こ・・これだ・・!!」とピンときたのがこのエアー4D枕でした。
- 肩・首・頭の凹凸に対する圧倒的なフィット感
- 首と肩がとにかく楽
- 寝返りがスムーズにでき横向き寝の時の首への負担感がない
ただ、2万弱という金額の枕を買うのはなかなか勇気がいるので、へたってしまったらどうしようと店員さんに伝えると、
『この枕は複数のシートがあるので、高さが合えば、最初は1枚出して使って、万が一へたってきたら最初に取り出しておいたシートを戻せばいいかもね』と言われ
実際、私は1枚出した状態でも快適だったので、そのようにしようと思いました。
ただ、後述しますが、我が家の場合、3年間毎日使っても真新しいものと変わらない厚みを保っていることが分かりました~!!
では、続いてまずは実際に購入した感想です。
実際にエアー4Dを使った写真付きレビュー
エアー4Dを買ってよかった点
高さ調節できるので自分に合った高さが見つけられる!
冒頭に公式ページの絵をのせていましたが、実際に中身を出してみるとこんな感じです。
真ん中が高さ調節シート(1cm)で、右が首・後頭部・両サイドの高さ調節ができるシート(2cm)になります。
つまり、
1cmの方を残して2cmのどこかを抜いてもよし、2cmの方は全部を残して1cmだけ抜いてもよし!
公式ショップに枕の理想的な高さが書かれています。
引用:西川公式オンラインショップ
特に注目して頂きたいのは、枕に頭だけがのかっているわけではないというところです。
エアー4D枕は、自然と後頭部と背骨の間の首をサポートしてくれる感じが本当に楽です。
ちなみに公式ページには、猫背タイプ、やせ型、しっかり型のタイプの人たちに合う枕がどんなものかも書いているので、以下を参考にしてみてください!
ちなみに、私と夫は、頭の形も体型も全然違います。
私はどちらかというと頭の形は平ら(絶壁)で体型はやせ型タイプ、夫の後頭部は丸みがあって体型はしっかり型。
全然違う二人ではありますが、見た感じも体感的にも上のイラストのようにうまく首がサポートされていて二人とも気持ちよく寝れるようになりました。
さて、次は寝返りして横向きで寝るときの話です!
両サイドに寝返りしたときの高さが絶妙で本当に楽!
寝返りして横向きで寝るのが本当に楽です!
うまく説明するのが難しいのですが、
寝返りして横向いたときは、仰向きのときに比べて、マットレスから頭までの高さは全然違いますよね?
横向きになったときに肩幅が広い人は、その肩幅分、頭の位置が高くなりますよね?
エアー4Dピローは元々真ん中が若干凹んでいて、両サイドが高くなっています。
なので、寝返りしたときに、首の骨が曲がらずにとても楽です。
パイプ枕でも両サイドに多めにパイプを入れれば両サイドが高くなったりもしますが、エアー4Dピローはとにかく体の凹凸に密着したフィット感があるので、自然と寝返りできるのがすごいところで!!!
ちなみに、何度も書いてしまっていますが、高さ調節シートで真ん中の部分と両サイドの高低差は調節もできます。
この枕のこの絶妙な高低差が(しかも調節できる)、エアー4Dの魅力ポイントの1つですね。
エアー4Dを買って良くなかった点
何においてもメリットデメリットがありますし、こうやって人におすすめするときはきちんとデメリットを伝えなければ・・!と思って
なんとか絞り出そうとしたのですが
すみません!今のところありません!
敢えていえば、値段が高い。。
2万近くの枕なんてどんなセレブだよ!と思っていた筆者からすると高いんですが、おそらく寝具関連の値段の相場を知っている方からは、そんなに高くないでしょとつっこまれそうです。
エアー4Dピローが向いている人
エアー4Dが向いている人/エアー4Dを試す価値はあると思われる方は以下になります。
※筆者の主観になりますが、長年様々な枕を使ってきたからこその経験も含めて以下の方々に合っているのではと考えます。
- 肩楽寝のようなパイプ枕が合わなかった人
- 今の枕で肩こり・頭痛が改善しない人
- 自分の身体の凹凸に沿って”フィット感”がほしい人
- 寝返りが負担なくでき、横向き寝も首や肩の負担なく寝たい人
- 赤ちゃんや子供の添い寝が多い人
エアー4Dピローの耐久性・寿命を写真付きで検証!
枕は耐用年数が短いと言われているので、耐久性(寿命)は気になりますよね。
筆者が3年前に購入したものと、今回夫用に新たに購入したものとで比較してみました。
ここで一応補足ですが、
筆者は先述したように、まずは1枚シートを抜いて使おうと思って購入していたのに、そのことをすっかり忘れてシートを抜かずに使っていたんですよね。
なので、3年間がっつり使ったものと、真新しいものの単純な比較ができました!
まずは、単純に上から見たときの写真ですが・・3年間使っているだけあってちょっと変色してしまっていますね・・。
続いて、横から見たときの厚みの比較です。
一番負荷がかかっているはずの頭の部分も、厚みは殆ど変わっていませんでした・・!
ちなみに、調節シートではなく、枕本体の方は写真で表すのは難しかったのですが、触った感じも横から見た厚みもほとんど変わっていないように感じました。
そもそも筆者の主観にはなりますが、実際に3年使ってきたものと、夫用に新たに買ったものを使い比べても違いを感じませんでした。
(夫にクイズ形式で試してもらいまいしたが差を全く感じず、どちらが新しいのか当てられませんでした。)
3年使ってても新しいものとほぼ変わらないのはうれしい!
ただ、身体や頭の重さも人によって違うので、誰しもがそうなるかはわかりません・・。
ちなみに、西川のサイトにもこんなことが書いてありました。
枕の耐用年数の目安
・わた素材・・・2~3年
・フェザー(羽根)・・・2~3年
・ウレタンフォーム(低反発など)・・・下記の表から、あなたの枕の寿命の目安をチェックしましょう2~3年
・パイプ素材・・・3~5年
・そばがら・・・1~2年
枕の耐用年数には個人差があります。最近枕が合わないな、と感じたら、お近くの販売店へご相談してみてください。
引用元:公式オンラインショップ
耐用年数って枕の寿命っていうことだと思いますが、どの素材もたったの数年・・・!?
今のところ、エアー4Dはまだまだ使えそうですが、頭が重そうな夫ではどうだろうか・・!?
エアー4Dピローの口コミ
私と夫は2人の意見だけでは・・と思い、公式ショップの口コミを見てみました。
20年以上前から、少しでも枕が自分に合っていないと、首が動かすことができないほど痛めることがありました。出張や旅行など、自分に合った枕を使うことができない時は、不安で仕方なかったです。今回購入した枕は、硬さも高さも自然で、まるで枕をしていないと感じるフィット感でした。もっと早く購入すればよかったです。
妻へのプレゼントへ購入しましたが、とても快適に寝られているようで喜んでいました。自分も休みの日に昼寝する時などに勝手に使っていますが、心地良いと感じています。近々自分用にも購入してしまおうかと考えています。
引用元:西川公式オンラインショップ(エアー4DピローLOW)
2人目の人は、まさにうちの夫と同じ!昼寝などに勝手に使って、結局自分もほしくなって買うというパターン!
うがった目で見てしまうと公式ページの口コミは良いのしか掲載していないかもしれないので、
つづいて、Twitterで「エアー4D」でどんな書き込みがあるか検索してみました!
以下の方は、横向きで寝たときの安定感がすごいと書いていらっしゃいますが、まさに私と同じ感想!!!
次の方も、枕を替えた程度で・・と思いながら、痛みなく寝れたと!!
良いものだけをピックアップしたわけではないのですが、良いコメントばかり・・!
エアー4Dピローの良さを発揮させるために【重要】
ここまでエアー4Dピローをべた褒めしてきてしまいましたが、良い枕を探している方々に声を大にして言いたいことがあります。
せっかく枕を良いものにしても、やわらかすぎて沈み込むようなマットレスや、かたすぎて自分に合わないマットレスを使われている場合は、なかなか身体の状態が改善しないと思います。
まさに筆者は、去年子供が生まれて、ベッド生活から薄っぺら安い敷布団をフローリングの上に敷いてエアー4Dを使って寝るようになったんですが、肩こりが再発・・。
こんなにいい枕使っているのになぜ?って最初思ってしまいましたが、寝具は枕だけではないですからね。。
マットレスをいろいろ調べた結果・・10万以上するものも多く、とても手が出せないと思っていたところ、置くだけタイプのエアウィーヴを知りました。
今使用している敷布団やベッドマットレスの上に敷くだけでいいし、丸めたり3つ折りができるというタイプのものです。
公式ショップがあり、公式サイトと同じ値段なので、ポイントをつけての購入がお得でした。
エアー4Dピローに合うピローケース
エアー4Dピロー専用のカバーはわざわざ中身を出して使わなければならないようなので、枕ごと入れることができるもっと安いピローケースを買った方が、使い勝手もコスパも良いと思いました。
筆者は今、以下のような90×45cmのピローケースを洗い替え含めて2枚使用しています。
横幅は少し大きめですが、これくらい余裕があった方入れやすいですし、値段も安いと思います。
まとめ:西川のエアー4Dピローは全力でおすすめしたい!
ここまで熱くエアー4Dピローの良さについて語ってきてしまいましたが・・エアー4Dのこだわった内部構造により首・肩・頭に対して圧倒的なフィット感を実現し、両側の高さがある作りによって寝返りもスムーズで肩と首への負担が最小限に抑えられています。
4分割シートや高さ調節シートもあり、いろんな頭の形や肩幅の人でも調節できる点も非常に重要なポイントです。
他にも西川公式オンラインショップ
コメント