早生まれの子は保育園でついていけない?やっぱり不利だよな・・
そんな風に心配になっているお母さんはたくさんいるのではないでしょうか。
まさに筆者は、そう思っていましたし、周りでもそのような声を聞きました。
しかし!
そんな風に思うことないよ!と5年前の私にも、今まさにそう思っているお母さんたちにも言えます。
心配をしていた早生まれの我が子も現在小学1年生。
5年間の保育園生活で見てきた早生まれの我が子とお友達たちを見てきた経験談の詳細から、「保育園についていけない?」という不安に対する意見を書いていきます。
幼稚園のプレや年少から行かれる早生まれママさんにも読んで頂きたいです。この記事の後半に3歳以上のときの話があります。
筆者は会社員でしたが、上の子の保育園生活で子供のことをもっと知りたい、保育園のこと、保育士のことをもっと知りたいという気持ちで、保育士の国家資格を取得しています。
まずは保育園生活で不安・心配だったことから書いていきます。
早生まれの保育園生活で不安・心配だったこと
早生まれの保育園入園時にぶちあたった食事の問題
まず、早生まれの子が入園するのはほとんど1歳というケースだと思います。
筆者も当時壮絶な保活を経て、翌年の1歳クラスから無事入園できました。
入園通知を受け取ったのは2月。ここで、ただでさえ早生まれで遅いっていうのに食事の進みがとんでもなく遅かった我が家は、以下の最初の壁(問題)にぶちあたりました。
- 1歳クラスは後期食も非対応で幼児食
- 牛乳のコップ飲みあり
- 給食に出る離乳食食材リストの多くがまだ未食
※これらは離乳食の進みに問題がないご家庭は関係ない問題だと思います。
うちの子は離乳食の進みが遅く、後期食ですらまだだったんですが、1歳児クラスは一律幼児食からスタートと言われました。
0歳クラスの子たちに離乳食つくっているんだから、それを出してくれたっていいじゃない?って思ったんですが、どうもそれはできないとのことでした。これに関しては後々知るのですが、筆者の近所にある区立民間問わずすべての保育園で同じ対応でした
よほど個別に対応してくれるところでない限り、恐らくどこの保育園でもそうだと思います。
心配な方は問い合わせておいてくださいね!
我が家はそういった食事の問題もある中で、「おやつはコップで牛乳を飲むからコップで飲む練習もしておいてくださいね」とも言われて、「早生まれではないご家庭はこんなことで焦ることもないんだな・・」と当時は思ってしまいました。
勿論、状況を見てやむを得ない場合は先生がスプーンでつぶしたり、牛乳もコップからスポーンで飲ませてくれたりはしてくれると言われました、未食ならそれを出さないだけ(つまり食べるものが減ってしまう)とのことでしたが、
当時筆者は我が子が保育園で苦労してしまうんじゃないかと不安で、早く幼児食に移行できるよう固形物に慣れるように工夫したり、食材リストの未食の食材を取り入れたり、さららにはコップのみができるようにと4月の入園までに食事を工夫しました。
今思えばもう少し肩の力抜いてやってよかった・・
一人目で分からないことばかりでしたし、復職に向けた緊張感や焦り、復職の準備等で心にも余裕がなく、他の子と同じようにしなきゃ!先生方に迷惑けないようにしなきゃ!みたいな状態になっていたのかもしれません。
ほんと、今思うと謎なんですけどね・・初めての育児ということもあって視野が狭くなって自分を勝手に追い込んでたんでしょうね。。
で、結局、入園時にはなんとか幼児食は食べられるようになりましたが、コップ飲みはできるようにはなりませんでした。
しかし、やはり先生たちはプロでしたし、うちの子も周りのお友達を見て自分もそうしようと思えたのか、通園し始めたらあっという間にコップ飲みができるようになりました。
子供の適応能力や、周りのお友達からの刺激は思っていたより大きかった!
あんなに焦る必要はなかったし、保育園の先生はプロだし、もっと肩の力抜いて自分のペースでやれることをやって、その先は保育園の先生たちに相談したり任せてしまってもよかったなぁと思います。
早生まれではなくても様々な事情で進みが遅い子もいます。
いろんな子の相談にのってくれる&対応してくれるのが保育園です!ママたちは”絶対こうしなきゃ”なんて焦ったりせず、何事もママとお子さんのペースで勧めてくださいね!
1歳での早生まれの子の様子と他の子との違い
1歳クラスから入園となった我が家の早生まれっ子はまだ伝い歩きし始めたところ。
主な移動手段はハイハイ。
当時20人弱クラスのお友達がいて、歩けなかったのは3月生まれのうちの子だけ。
他の子たちは歩いていて、高度な遊びをしていました(当時の筆者目線ではそう見えた)。
ちなみに、うちの子も一言二言は言えていたと思いますが、4,5月生まれの子は既に立派にしゃべっているように見えました。
え???こんなに違うの?
こんなに発達に差があって大丈夫なの??
と、不安になったのを覚えています。
今振り返ればそんな風に思う必要なんてなかったんですが、とにかくあまりにも違ったんですよね。
もう一人同じクラスにいた3月生まれの子は発達が早く身長も高い子だったので、何月生まれであっても個性といえば個性なんですが、やはりほとんどのケースで1歳児クラスの段階では早生まれとそのほかの子たちとの差は大きいです。
うちの子は歩くのも遅かったので、散歩にいくときに、一人だけカートにのせてもらって他の子はよちよち歩いていました。
1歳時クラスのときの早生まれの子とそうでない子たちの差は勿論大きいですが、先生たちはサポートしてくれるし、そもそもいつかは歩けるし、しゃべれるし、赤ちゃんのときの差なんて一切気にする必要なし!!
発表会や運動会で他の子よりできないことが多い
当たり前ですが、早生まれの子は、発表会や運動会で他の子よりできないことが多いです。
いつまでそういう状態が続くかは、勿論その子の個性の側面が大きいのですが、我が家の場合はそういった明らかな差は1~3歳クラス(年少クラス)くらいまで続きました。
まず、1歳クラスのときの秋の運動会では、他の子がかけっこ競争でがんばって走っている中、うちの子は先生に対応してもらってよちよち走っていました。
運動会中のダンスの時間は微動だにしないフリーズ状態。笑
今では何度も見返してしまうかわいいかわいい思い出です♪
そして1歳クラスの2月のお遊戯会では、他の子が立って音楽に合わせて(なんなら歌まで歌って!)覚えた振り付けを上手に踊っているのに対し、うちの子は泣くのを我慢して立っているのが精一杯!!
4,5月生まれの子はもうすぐ3歳になる子たちですからね。
こんな風に、初めて録画した我が子の運動会も発表会の様子も、たくさんの時間撮ったのにまさかの動画ではなくて静止画!!笑
今思うと全てがほほえましくてかわいい思い出なんですが、私としては初めての我が子の運動会・発表会で、他の子とずらっと並んでいる中で他の子ができていることができていない様子を見て、その差をなんだか負に感じてしまったんですよね。
もったいないですよね~。ほんと無駄な感情でした。
保育士の先生たちはきちんと一人ひとりに対応してくださって、うちの子もうちの子なりに頑張っていましたし、1歳→2歳→3歳とうちの子なりのペースでできることが増えていました!それで十分!
- みんな自分のペースで成長しているし、他の子との違いや差なんてどうでもいい!
- 先生たちはプロ!一人ひとりに対応してくれる!
我が子のかわいいかわいい姿を満喫してくださいね!
工作や絵などの制作物が他の子より下手・・?
これは上述した運動会・発表会と同じなので書くか迷いましたが、一応書いておきたいなと思います。
保育園内に展示された制作物、ほほえましいですよね!
しかし、やっぱりそこにも発達の差は多少あります。横並びでバーンと並んでいるのを見て、我が子があまりにも突拍子もないと、「ありゃま・・」と思ってしまうんですが笑
創作に関しては身体の大きさや筋力の違いが差になって出てしまう運動能力の発達ほど早生まれとそうでない子との差は感じなかった、というのが個人的感想です。
違う保育園に通う同じ3月生まれママさんも全く同じことを話していたんですが、絵や折り紙など、うまい子はうまいし、苦手な子は苦手。
思い返せば、筆者は早生まれではなかったのに、幼稚園で他の子のようにはさみはうまく使えなかったし、折り紙は端と端をきいれにくっつけられませんでした。
運動能力と共に年齢と共にがらっと変わってきますけどね。
そもそも下手とか上手とかそんなの関係がないし、一つ一つが子供たちのすてきな作品ですしね!
2歳児、3歳児クラスでのオムツが外れない問題
このオムツが外れない問題は保育園児でも幼稚園児でも早生まれがぶち当たる問題のあるあるかもしれませんね。
うちの子はそもそもトイレ自体が怖くてトイトレどころではなく、トイレに連れていき、便座に座らせるのも大変でした。
3歳児検診のときも採尿できませんでした。
幼稚園とは違ってオムツは変えてもらえるので、オムツが絶対に外れていないといけないとかではないんですが、
保育園では先生から励ましてはもらいつつ、とても早い子では1歳児クラスでオムツがとれている子がいる中で、さすがに3歳児クラスになってもオムツが外れなさそうな我が子に対して、もう少し家でもトイトレを頑張るようにとチクっと指導されてしまいました。
「いや、、がんばってるんだけど・・?むしろ私の焦りが伝わってしまった気がして、より一層トイレに行かなくなってしまったんだが??」
と思い、その点も先生に相談しました。
そこで、一旦家でのトイトレはやめたのですが、保育園で他のみんなと一緒にトイレに連れていってもらっている中で、どさくさに紛れて?ある日突然保育園のトイレでおしっこができるようになりました。
迎えにいったときに先生にそのことを教えてもらったときは私もうれしかったですし、先生たちと私とで「すごいね!」と拍手をして喜んで、本人もすごくうれしそうで自信がついたようでした。
離乳食食べるのも歩くのもトイレもいつかはできるわけで、何かしらやむを得ない理由がない限り子供が嫌がることをするほどやらせる必要はないし、それを負い目に思うこともなければ、焦る必要もないと思います!
もし悩むことがあれば、保育園の先生や近くの児童館の先生、さらには、各自治体には必ず子育て相談の窓口があるので、是非相談してみてくださいね!
早生まれというハンデを感じたのはいつまで?
ハンデというとなんか印象が悪いのですが、前述してきたように、どうしてもお友達との発達の差があり、親としては心配したりすることは多々ありました。
ほんと、今思えばそんな必要なかったんですけどね。。
そういった差を感じたのがいつまでかですが、4,5歳クラス(年中、年長)になるとほぼそのことは感じなくなりました。
それよりも圧倒的に個性の差の方が大きかったです。
恐らく幼稚園の子もプレや年少時のときにハンデを感じるとは思いますが、年中以降は「そんなこともあったなぁ」と思われる方が多いと思います。
早生まれは保育園でついていけない?という心配は必要ない!
保育園でついていけないという心配は不要
早生まれは不利とか損とかかわいそうとか言われるし、保育園ではついていけないんじゃないかとか、早生まれママさんたちは不安や心配になること多いと思います。
確かに保活は4月から0歳入園ができないという点で間違いなく不利です。”損”ともいうかもしれません。
しかし!
無事1歳入園ができたならば、0歳入園ができなかったのは不利というよりも、むしろ1歳まで一緒にいれてラッキーだったとも考えられますし、最近では育休が長くとれるようになって敢えて1歳入園にする人も増えていますしね!
で、本題の、保育園についていけないのでは?という心配についてですが、
保育園生活が無事終わり、我が子も小学生になった今、もはやそんな風に心配したり不安に思う必要は全くなかったなと思います!
保育園では子供一人ひとりのペースに沿って対応してくれます。
早生まれではなくても発達がゆっくりな子だっています。
個性はそれぞれです♪
そもそも
早生まれではなかったとしても、オムツが外れるのが遅いとか、走るのが遅いとか、いろいろ発達が遅かったら、何かいけないんですかね?
親が子供に寄り添って励ましたり、専門家に相談したりしながら、その子のペースを大事にサポートすることは大切だと思います。
しかし、その上で、もし早生まれの子がついていけないとや発達が遅いことを非難してくる人がいれば、その人が間違っていると思うし、万が一その子が保育園で皆についていけずつらい気持ちなっているならば、それは保育士の先生のやり方が間違っていると思います。
信頼できそうな先生や園長先生に相談しましょう!
実は私も、とある児童館で、保育士の先生に、「ただでさえ早生まれなんだからお母さんもっと頑張らないとだめよ」と言われたことがあって泣いて帰ってことがあるんです。
でも今ははっきり分かる。あの言い方も考え方も間違っていた!
どうしても、親としても、他の子との違いを見てなんだかかわいそうに思えてしまったり、焦ったり、さらにいえば、うちの子は何か問題があるんじゃないかとかまで考えてしまうこともあるかもしれません。
でも前述したように、何月生まれであっても似たようなもので、早生まれのお母さんだけでなく、逆に4,5月という遅生まれの子のお母さんで、「うちの子は4月生まれなのに他の子よりできない・・」と悩まれているお母さんもいます。
他の子と一緒じゃないといけないとか考える必要ないと思うんです。
さて、続いて、年中以降になってくると、早生まれだの遅生まれだのは最終的に関係ないなと感じたエピソードをご紹介していきます。
早生まれは関係ないと思ったエピソード
保育園の5年間を通して、そして、小学1年生になった今も、早生まれということよりも圧倒的にその子の個性、そして、場合によってはその子が受けてきた子育て・教育の効果の方が強いなと思ったので、その経験談・エピソードをいくつか書きたいと思います。
①早生まれの子が最も足が速ったエピソード
保育園の一つ上のクラスには2人3月生まれの子がいました。その子たちは年次を上がるごとにどんどん走るのが早くなり、一番上の年長クラスになったときには、その2人が走るのが圧倒的に速かったです。
その3月生まれの子たちが年長になった年に、年中と年長クラスを2つに分けたチーム対抗リレーではその2人がアンカーをつとめ、大人でも鳥肌が立つような圧巻の走りを見せてくれました。
ちなみに、その2人、同じ3月生まれで一人は15人弱のクラスの中で2番目に背が高く、もう一人の3月生まれの子は、最も背が低く、年少さんの一番背が高い子くらいの背丈でした。
全然背丈も違う2人ですが、2人が一緒に走れば、圧倒的にその背が低い3月生まれの子が速かったんです。
(余談ですが、この子は習い事は水泳をしていんですが、水泳でもすさまじい勢いで昇級していきました。身体が小さい×早生まれなのにむしろ同学年でトップクラス並みの運動能力!)
リレーの話に戻りますが、7月生まれの子でもすごくゆっくりしか走れない子もいましたし、背はすごい高くてもゆっくりの子もいたし、本当に”個性”ですよね。
②早生まれの子が図工が一番上手だったエピソード
うちの子と同じクラスに、2月生まれの女の子がいたのですが、とにかく運動が苦手で、ダンスも振り付けが覚えられない子がいました。
発表会でも振り付けが間違ってしまっていたり、走るのも、失礼ながら、それは一生懸命走っているのかな・・?と思ってしまうようなスピード。
しかし、その早生まれの子はクラスの中で絵も折り紙もはさみを使うのが圧倒的に上手!
年長になったころには保育園内に張り出されている絵を見ても、その子の色鉛筆を上手に使い、思わず目を引く上手な絵を書けていたし、筆者がお迎えにいくときにその子がハサミを使っているのを見ていると、とにかく細かいジグザグも上手に切って、細かいところにのりをつけて張り付けていたり大人びっくりの腕前でした。
勿論、どんな子の絵も、制作物もその子の個性が表れていて、どれもすてきでしたけどね!
親ばかとしては、我が子のが一番輝いて見えました!笑
3月生まれの我が子のエピソード
最後に、3月生まれ、かつ、オムツが取れるのも、話すようになるのもすごい遅かった我が子が年中・年長でどうなったかのエピソードです。
ひらがな・カタカナの読み書き習得が速かった
我が子は、2歳くらいからとにかく動物とかディズニーのキャラクターなどが書かれた幼児用図鑑が大好きで読みまくっていました。
筆者は1歳の頃から保育園に預けてフルタイムで働いていたので、いわゆる絵本を毎日たくさん読んであげるとかそういうことは全然できなかったんですが、キャラクター図鑑を一緒に見ては、「これは〇〇だね~」「これは△△っていうんだね~」という感じに一緒に見ていました。
さらに、当時こどもチャレンジについてくるしまじろうのお話の冊子が大好きすぎて毎日毎日本人が選んできたものを2冊夜寝るときに読んでいました。(まさかの5歳になるまで繰り返し読んでいました・・!)
また、夜はお迎え後にばたばたと料理の準備等をしていてかまうことができず、その大好きなしまじろうのDVDや大好きなキャラクターが出ているアニメを見せていました。
本人の興味の問題だとも思いますが、アニメと図鑑・本の連動も良かったのか、すごいスピードでひらがなとカタカナが読めるようになって、最終的には書けるのも早かったです。
保育園のクラスのお母さんの何人もから、「もう字が読めるんですか?」とか「もう字が書けるんですか?」と聞かれたのを覚えています。
これも他と同様、早くても遅くても別にどっちでもいいし、その子のペースでいんですが、早生まれの子は何でも遅いというわけではないですね。
ただ、子供って興味があることに没頭すると習得するのが速いなということは間違いないと思いました。
積極的にチャレンジ&発言して年長時にリーダー的役割を任されることが多かった
年少クラスまでは、他のお友達と比べて発達がゆっくりで、話すのも遅いし、他の子が会話で遊んでいる中、うちの子は電車やブロックで黙々と遊んでいる感じ。
オムツがとれたのも年少クラス。年少クラスまで運動会や発表会は全て唯一ただただフリーズ!!!笑
早生まれだし・・と思ってしまっていた我が子も、年中からの成長度合いがすごく、日ごろから自らいろいろ取り組んでいくようになり、保育園の保育参観で見た時も積極的に意見を出したりしていました。
1歳から見てくださっていた先生方にも、「あの〇〇くんがこんな風になるとは!」と言われましたが、
本当に何事にも積極的で、先生や親の私たちが何も言わなくても自分で試行錯誤・工夫して取り組み、楽器を使う演奏会も家でも自分で練習を重ねていましたし、卒園時の発表会のダンスではセンターをつとめました。
0-3歳までのことを思い返すと、親の私も全く想像していませんでした。
これに関しては、勿論個性もあると思いますが、筆者が非認知能力(特にチャレンジ精神、自己肯定感、コミュニケーション力)を育てたいという気持ちで育児・教育を行ってきた効果が表れもあったのかなと思っています。
次の項で詳しく書きます。
早生まれの子でも遅生まれの子でもその子の良さを伸ばしてあげよう!
前述してきたように、2,3歳までは早生まれと遅生まれとで発達の違いが目立ちますが、年中以降になってくると個性や、その子が幼児期の数年間の毎日をどのように過ごしたのかというところが強く表れてくるのかなと思います。
走ることが好きな子、絵画・工作が好きな子、音楽が好きな子、いろいろいると思いますが、そういった好きをどんどん伸ばしてあげるのがいいと思います。
また、ママパパも子供も無理しないで続けられる通信教育、習い事、おうち教育やあそびを通して、お子さんの成長を促し飛躍させたり、新しい良いところを見出してあげるのも大切なことだと思います。
通信教育は、先述したように、0-2歳までしまじろうのこどもチャレンジをやり、3歳からは非認知能力を高めたいという筆者の視点からZ会を選び、ずっとZ会を続けています。
幼児期の成長度合いはすさまじいです。ママパパのライフスタイルにも合った習い事や通信教育などを選ぶのが良いと思います。
当時こどもチャレンジは私がかまってあげられないというのもあって0-2歳まで続けていた通信教育ですが、やっていて本当によかったと思います。
こどもチャレンジの振り返ってこそ分かった良さは以下だと思いました。
- 目、手、耳に刺激がいっぱい!
- お母さんが料理などで忙しいときにDVDを見せてあげられる
- お話の本からお友達との関係や社会でのルールなどを学べる
- 付録の絵本やおもちゃ(エデュトイ)で色、形、動物、果物の名前やひらがなを自然と学べる
- エデュトイも本も長く使える!(おもちゃに関しては小学生の今でも使っています!)
以下の公式サイトから資料請求は無料でできますし、ネットで見るよりもカタログをもらってしまった方が分かりやすいです。うちの子は現在6歳ですが1,2歳コースでもらったエデュトイをまだまだ遊びに取りいれてますよ!(しかも今1歳の下の子も遊べている・・笑)
【こどもちゃれんじ】しまじろうが嫌いというお子さんは今のところ見たことがありません笑
そして、我が家はこどもチャレンジを年少まで続けた後、年中からZ会幼児コースを始めました。こちらも2,3歳対象のワークブックなどもあるので、今からチェックしておいても良いかもしれません。
- 毎月一つテーマに沿ってママパパと一緒に様々なことに取り組む体験ワークあり
- 毎月先生に子供の絵や親から見た子供の様子などを送り、先生から手紙が返ってく親とは違う第三者意見と共に振り返ることができる
- 先取りせず着実に地頭の土台をつくるような内容、かつ、勉強を習慣化させることができる適切な量のワーク
Z会は無料の資料請求から始めるとおためし教材がもらえたりします。
公式ページをチェックしてみる→Z会 幼児コース
筆者のプロフィールにも書きましたが、筆者は海外経験、大学院、10年以上の企業経験を経て、とにかく子供たちに非認知能力を優先的に育ててあげたいという視点で子育て・教育しています。その中で選んだZ会に取り組んできたことで、上述したように、まさに期待していた効果を獲得・向上できたと感じています。
早生まれにおすすめの習い事とその理由などを以下にまとめています。
幼児教室と通信教育どちらがいいか悩まれている方はこちら。
また、幼児教室イクウェル(旧七田式教室)を退会した理由にご興味ある方はこちら。
まとめ
保育園で早生まれはついていけないのか?というテーマで書いてきましたが、答えは一言に尽きます。
他の子と同じことが同じペースでできるわけがないし、できなくていい。その子その子のペースでいい!
- できる限りのサポートをすればいいし、保育士の先生たちは一人ひとりに対応できるプロ(のはず)
- もしできることが遅くて非難されたり、子供に無理強いしてくるようなことがあれば信頼できる先生や園長先生に相談しましょう!
何月生まれというよりも生まれつきの個性・特性やその子の経験が強く表れていく
全国で何百人と統計をとれば、早生まれは不利と言われるかもしれませんが、個性やその子の数年間の経験が大きい!
- 生まれ持った個性もありますが、夢中になれることや好きなことをどんどんやらせてあげてその子の良さを伸ばしたいですね!
- おうちでの教育も影響していると思うので、その子を伸ばすことができる通信教育や習い事なども取り入れられるといいですね!
早生まれはそれなりに悩ましいことはありいますが、親が他の子と比較してどうかという目線で見ていると、子供もそういう目線を身に着け始めてしまう可能性もあります。
人生100年時代。
もはや人との比較ではなく、その子こそのオリジナルな特性こそが幸せに生きていくために必要となる時代だと筆者は思っています。
焦らずにしっかり向き合いながら育児していきたいですね。
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